2011年10月30日日曜日

“ティッシュ王子”から巨額のマネーを貢がれたのは誰?

老舗製紙メーカー・大王製紙の井川意高前会長が連結子会社から総額100億円超を借り入れていた問題で、同社は28日、特別調査委員会の報告書と処分を発表。それによると、前会長は子会社社長らに電話で「明日までに○○億円を振り込むように」などと指示、一部に口止めもしていた。子会社側も無担保で融資に応じるなどしていて、借り入れていたのはなんと総額106億8000万円。そのうち47億円超を弁済したものの、今後、回収が滞れば、会社に損害が出る可能性もあるというのだ。

 「オーナー企業の創業家出身トップであるものの、取引先との関係改善や、家庭用ティッシュ『エリエール』などのブランド戦略などによって、同社の家庭紙事業を黒字転換させ経営手腕が評価されており、“ティッシュ王子”とも呼ばれていた。ところが、東大法学部在学中から父親の金を使って銀座のクラブで豪遊するなど金銭感覚が麻痺しており、今回それが一気に露呈してしまった」(社会部記者)

 前会長は借りた金をラスベガスのカジノや株取引に使ったとされているが、巨額の使途不明金の解明については調査に限界があるとして、調査委は前会長の刑事告訴に向けた手続きに入るというが、そこで注目されるのが親交があったとされる女性タレントたちだというのだ。

 「前会長はグラドル・AやBと飲み歩いたことを自慢していたというが、前会長と同じような金銭感覚の経営者たちが集まって派手に遊ぶようなパーティーがあり、そこに複数の女性タレントたちが出入りしていた。だから、AとBとはそこまで関係は深くないだろう」(週刊誌記者)

 そんな中、前会長との特別な関係がささやかれるタレントもいるという。
 「女優・Cには前会長がかなり熱をあげ、主に海外で億単位の金を貢いだと言われている。ラスベガスのカジノにも同伴しCも湯水のように金を使っていたと言われているが、今後、捜査の過程で徐々に明らかにされていくだろう」(同)

 果たして、散々おいしい思いをしていた女性タレントは誰だろうか。

2011年10月24日月曜日

余震は100回以上 死者200人超、負傷者も1000人に


トルコ東部で23日起きたマグニチュード(M)7.2の地震で、シャヒン内相は24日、被災した都市ワンで100人、エルジシュで117人の計217人の死亡を確認、けが人も1090人に上ることを明らかにした。ロイター通信が伝えた。救助隊は24日未明も倒壊した建物からの救出作業を徹夜態勢で続行、エルドアン首相は現地を視察した。
 多数の人が依然、生き埋めになっており、死傷者は増える見通し。エルジシュの病院の外に多数の遺体が置かれているとの情報もある。気象当局は推定500人から千人が死亡したとの見方を示している。
 被災地には約1300の救助チームが展開し、重機などを使って救助活動を実施。しかし、M6.0を含む100回以上の余震があり、作業はたびたび中断した。余震で屋内にいるのが危険なため、夜間は多くの住民が戸外でたき火をして過ごした。(共同)

2011年10月21日金曜日

岡本夏生、肌の潤いには「お金しかない」



胆石で9月下旬に入院していたタレント、岡本夏生(46)が20日、都内で行われた化粧品ブランド、エテュセの新商品「リップエッセンス」の発売イベントにタレント、トリンドル玲奈(19)とゲスト出演した。
 同商品はカサカサ唇を赤ちゃんピンクへ導く、保湿効果などがウリ。岡本はカサカサ女性代表で登壇し、「カサカサになって胆石がたまった。今も(胆のうに)5個から8個の小さい胆石があります」と説明。「潤うにはお金しかない」と笑いを誘い、「エテュセのギャラはいいわよ。『サンデー・ジャポン』の出演料の300倍くらいだから」とリップサービスも忘れなかった。(サンケイスポーツ

2011年10月18日火曜日

ドコモ、通信料金2割前後値下げへ アイフォーン陣営に対抗

NTTドコモが、スマートフォン(高機能携帯電話)などの通信料金を2割前後引き下げる新料金プランを導入する。ソフトバンクモバイルとKDDIが米アップルの「iPhone(アイフォーン)4S」のデータ通信料金を月額4000円台に設定しているため、5460円と割高な料金を見直し、対抗する。ドコモは18日に高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」が利用できる端末や従来型携帯電話を発表する予定で、その場で新料金プラン導入も表明する。
 ドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯大手3社は、基本ソフトとして「アンドロイド」を採用しているスマホについて、月額5460円の定額データ通信料金を設定している。
 しかし、アイフォーンではソフトバンクが他社より約1千円安い4410円、KDDIも4980円(2012年1月契約までの割引料金)と割安な料金を設定した。ドコモは人気商品の利用料金よりも約500~1千円割高な料金体系を引き下げて、競争力の維持を狙う。
 ドコモの提供するサービス、クロッシィは受信時最大37・5メガ(メガは100万)ビットの高速データ通信が可能。データ量に応じて速度を落とすか追加料金を支払うかを選ぶ料金プランを12月に導入するが、一部の利用者には実質的な値上げになるため、通信料金全体を引き下げることで、値上げ批判をかわす意味もあるとみられる。

2011年10月14日金曜日

オリンパス社長解任 「独断専横な経営」「一刻の猶予もない」と菊川会長が説明

オリンパスは14日午前に開いた取締役会で、マイケル・ウッドフォード社長を同日付で解任し、取締役に降格させたと発表した。社長は菊川剛会長が兼任する。同社は「ウッドフォード氏と他の経営陣で経営の方向性で大きな隔たりが生じた」と説明。生え抜きの外国人社長として注目を集めたウッドフォード氏だが、わずか半年での退任となった。
 同日午前、都内で記者会見した菊川剛会長は「独断専横な経営手法が組織に混乱を与えた。彼の素質を見抜けなかった私に任命責任がある。忸怩(じくじ)たる思いだが、一刻の猶予もないと判断した」と解任の理由を説明した。
 菊川会長らによると、ウッドフォード氏は事業ごとの担当役員ではなく現場へ直接指示することが多く、混乱が生じていたという。また、コスト削減をめぐる方向性などでも意見の相違があったほか、4月の就任以降、ウッドフォード氏が日本国内に滞在して経営の指揮をとったのは全営業日の約4割程度だったことも現場の不信感を招いていたという。
 同日午前9時からの取締役会には社外取締役を含めた15人中13人が出席。利害関係者のウッドフォード氏を除いた議決の結果、12人全員一致で解任が決まった。ウッドフォード氏は英国出身。オリンパスの欧州法人社長からの抜てきだった。

2011年10月12日水曜日

京都がアジア1位 米旅行雑誌の人気投票

米旅行雑誌コンデナスト・トラベラーは11日、読者による今年の旅行先の人気投票で、京都市がアジア都市部門の1位に選ばれたと発表した。同誌によると、京都市がアジアのトップに輝いたのは初めて。
 アジアの2位はバンコク、3位は香港で、東京が7位。米国と欧州のトップは、それぞれチャールストン(サウスカロライナ州)とフィレンツェ(イタリア)だった。
 投票では地域別に都市や島、ホテル、リゾートなどを選ぶ。今年は過去最多の約2万9千人が票を投じた。(共同)

2011年10月10日月曜日

ウッズにホットドッグ



不倫スキャンダルから復帰後は精彩を欠くウッズが、思わぬ災難に遭った。
 7番グリーンでバーディーパットを打つ直前、名前を呼びながら駆け寄る31歳の男性にホットドッグを投げられた。ウッズに当たることはなかったが、この男性はすぐに取り押さえられた。プレーを続行したウッズは「誰かがグリーンに向かって走ってきたが、ホットドッグを投げようとしたかは分からなかった。パットに集中していたからね」と話す。
 このパットを外してバーディーを逃したウッズ。「彼は何か変わったことをしたかったんじゃないか」と冷静な対応ぶりだった。(AP=共同)

2011年10月6日木曜日

「日日テレアナウンス室は状魔殿!?」"奇跡の40歳"丸岡いずみ降板の原因は社内イジメか



日本テレビ系の夕方のニュース番組『news every.』の丸岡いずみキャスターの降板が先月30日、発表された。
 丸岡は体調不良のため8月30日から休養を続けてきたが、この日の同番組内でコンビを組む同局の藤井貴彦アナウンサーが「これまで私たちとニュースをお伝えしてきた丸岡いずみさんが、体調不良のため番組を離れることになりました。ご心配をおかけしましたが、回復まで温かく見守っていただければと思います」とコメント。体調不良の原因について同局総合広報部は「プライバシーに関すること」と語るにとどまった。
 丸岡といえば、誰もがうらやむシンデレラガール。北海道文化放送アナからフリーになり、2001年に日テレに入社、報道記者になった。同局昼の『情報ライブ ミヤネ屋』では、ニュース原稿を読む丸岡に司会の宮根誠司がツッコミまくり、人気を博した。また、年齢以上に若く見えることから「奇跡の40歳」と評され、男性人気も高かった。
 だが、そんな丸岡のことを快く思っていない"勢力"が日テレ局内にいたのだという。
「名前は明かせませんが、日テレのアナウンス室に所属する年配女性が露骨に丸岡さんを嫌っていましたね。丸岡さんは日テレの正規社員ではないため、アナウンス室に自分のデスクもない。そんな彼女が同局の看板番組に抜擢されたわけですから、面白くない人がいるのは当然ですよ。丸岡さんのアナウンサーとしての実力は決して飛び抜けているわけではないですが、そんな丸岡さんにくだんの年配女性は『あんた、日本語話せるの?』と言い放ったそうです」(テレビ関係者)
 先日、一部週刊誌が実家のある徳島県で"静養"している丸岡の写真を掲載した。別のテレビ関係者は「(丸岡キャスターは)精神的なストレスで、うつ病に近い症状が出ているそうです。実家の両親も心配していて『もう東京には戻さない』とも言っているそうです」と明かす。
 夏目三久、山本舞衣子、西尾由佳理と、女子アナの流出が止まらない日テレ。それはかねてから指摘される給料の下落率などの問題ではなく、アナウンス室という"伏魔殿"の環境にあるのかもしれない――。

2011年10月4日火曜日

NHK朝ドラ「カーネーション」初回視聴率16・1% 「おひさま」「てっぱん」に及ばず

3日に放送が始まったNHK連続テレビ小説「カーネーション」の初回視聴率が16・1%(関東地区)だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回視聴率では、過去最低だった「ゲゲゲの女房」(平成22年3月~)の14・8%を上回ったものの、「てっぱん」(22年9月~)の18・2%や前作の「おひさま」(23年4月~)の18・4%には及ばなかった。
 「カーネーション」はファッションデザイナーのコシノヒロコ・ジュンコ・ミチコの3姉妹を育てた小篠綾子さんの一生を実話に基づいて描く物語で、尾野真千子がヒロインを演じている。

2011年10月1日土曜日

「若い太陽の塔」8年ぶり常時公開 岡本太郎生誕100年で修復


老朽化のため公開されていなかった芸術家の故岡本太郎さん作「若い太陽の塔」が修復作業を終え、愛知県犬山市の日本モンキーパークで1日から約8年ぶりに常時公開を始めた。
 大阪万博前年の1969年に建設され、大阪の「太陽の塔」の試作ともいわれる高さ26メートルの塔は、一部が剥がれ落ちたり、太陽の形をした顔が変色するなど老朽化。岡本さんの生誕100年に当たる今年、5月から修復が進められ、顔やその周りの炎を思わせる突起は、建設当初の鮮やかな金色を取り戻した。
 塔のある丘に続く道に草木が生い茂りやすく、維持管理のコストも高いため、2003年に塔周辺を閉鎖。修復費用は、道の整備を含め総額約3000万円。うち約400万円は各地から寄せられた約320人の寄付で賄われた。